希乃子の小説、読んで下さいm(__)m

駄文な小説を書いてます。

僕等の街で。

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 雑談をしつつも、しっかり事務所のイベントについて、話し合い内容を簡潔にノートにまとめ(まるで、小学校の学級活動の様な方式。)スタッフさんに提出した。
 「SOULが、1番意見出てる。小狼(シャオラン)、まとめるの上手いからかな?」
 「村上さん、ヨイショしても何もないですからね。」
 ノートの提出相手は、僕の訂正SOULメンバー全員の第2マネージャーの村上哲也さん。僕の訂正、SOULメンバー全員の第1マネージャーの桜井匠さんの業務サポート及び監視をしている。
 「事実しか、言ってないのに。あ、そうだっ!!桜井から、小狼にって。」
 「あ、バスプリの台本!!もう、届いたんですか?」
 「脚本家さんの熱烈ラブコールで、小狼の返事を待たずに届いたみたいだよ。」
 「バスプリのキャストって、全員オーディションで決まるんじゃ…。」
 陵介の言った事は、立て前だったらしい。現に僕にラブコールをくれたのだから。
 「傷、えぐられた感半端ないんだけど。」
 「バスプリ恒例の合宿、8月1日〜2週間…。そんなにガッツリ、やるんだ。」
 走り書きのメモを見ながら、僕は呟いた。
 「結構、ハードですよ。運動部の合宿みたいな感じで…。」
 「そう言えば、豪太バスプリ経験者だっけ。」
 
 
 5年振りにcafe cloverに行き、メープルシロップ・生クリーム・ベリーソースたっぷりのパンケーキを前に僕と豪太は、スマホで写真を撮りまくっていた。
 「小狼、久し振りじゃんそこの席にいるの。前は、良く来てたのにね。」
 僕は、少し考えてから話し掛けてくれた店員に応えた。
 「旬君、久し振りにあったけど変わんないね。」
 「そう?小狼は、オレの名前を忘れてたでしょ?」
 「忘れてないよ。旬君か、純君かで少し迷ったけど。」
 僕が、笑うと旬君にそっくりな背格好の店員が、近付いて来た。
 「迷っても、当ててくれるなんて流石、小狼だよ!!」
 2人は、一卵性双生児なのでコピーでも、したかの様に外見は黒子(ほくろ)の数や、ニキビ跡以外そっくりなのだ。初対面の人は、確実に2人に戸惑う。(豪太も、その1人だった。)
 「驚かせるの止めて、仕事したら?」
 「今日は、オレ達業務終了なんで。」
 双子は、相変わらずズカズカ心に土足侵入してくる。
 「小狼、お帰り♪」
 「幸子さん、ただいま☆cafe cloverは、変わんないね。アットホームな空気感とか。」
 「葵の好きだったお店の雰囲気は、変えないって決めたから。小狼は、変わらなきゃダメよ?何でも、引きずってたら心も、体も疲れちゃうからね。」
 幸子さんは、僕を息子同然に心配してくれている訳で。
  「そうだっ、小狼の快気祝いパーティーは何時が、良いかしらね。」
 僕は、快気祝いパーティーを丁寧に断った。
 
 
 
〜続く〜