希乃子の小説、読んで下さいm(__)m

駄文な小説を書いてます。

2024-01-01から1年間の記事一覧

僕等の街で。

秋の風が、聞き覚えのある声達を運んで来たので、僕はこの場から、一刻も早く立ち去りたいと思った。しかし、それは間に合わなかった。 「しーくん!!」 僕を発見し、嬉しそうに走り寄って来る幼子の声に僕は全力で、普段通りの僕を演じる事にした。子ども…