希乃子の小説、読んで下さいm(__)m

駄文な小説を書いてます。

僕等の街で。

8月は、3年振りに忙しく日々が過ぎ去って、行った。世界天使会議に出席出来なかった程にだ。(3年前と、比べると3年前の方が、遥かに多忙だったけれど。)
「cafe cloverのチョコレートパフェ1つで、面倒な仕事を引き受けてくれて有り難う。」
「私、定例会に参加してないし何も、してないでしょ。だから、そういう事を引き受けるから言ってね。」
僕の目の前にいる女性…ジーナ事、椎名愛さんは世界天使会議に出られなかった僕の代理を快く引き受けてくれた人物だ。
「有り難う。でも、無理そうだったら断って下さいよ。病気、抱えてるんだから。」
「それは、お互い様でしょ。私の場合、線維筋痛症の認知度低くいし、ガラスの破片が、体中を巡ってる様な激痛を他人に理解されないしそれが、また辛いんだけど何とか、生きてる。」
僕は、何も言えずに黙って愛さんの話を聞いていた。 線維筋痛症の事は、知っているし相談を受けた日にこの病気を疑って、線維筋痛症の診断経験のある知り合いの内科医師を紹介したのは、僕だけれど…。
小狼と、会う時は我慢しなくて良いし、愚痴れるから楽。それと、本題だけど…。」
世界天使会議の内容は、機密事項も含まれるので割愛。
「本当に有り難う。内容を丁寧に分かりやすく纏めて、各道府県の代表リーダーと東京の各地区のリーダーに伝えてくれてさ。ついでに桜が丘地区の皆にも、伝えてくれたんでしょ。」
「直接会ったのは、小狼だけだけどね。さてと、今日は会えて、良かった。私、帰るね。次は、私が必ずおごるから。」
爽やかなグレープフルーツの香りを残して、愛さんは去って行った。



〜続く〜