希乃子の小説、読んで下さいm(__)m

駄文な小説を書いてます。

僕等の街で。


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 「チェリー、この間の世界会議の内容何だったの?ちゃんと、まとめて伝えた?」
 「各道府県の代表と東京の各地域のリーダーには、連絡済みです。今日、来ない人にも今日中に連絡しときます。内容なんですけど…。」
 強制的な奉仕活動の仕事が、増え溜め息しか、皆出なかった。
 「決まっちゃったんだもん、仕方ないじゃん!!あ、鯉の唐揚げ食べよ。」
 僕は、諦めて笑顔を作る。
 「美味しい!!アンジュ、レシピ教えてよ。」
 「そう言うと、思ってレシピメモったのに忘れて来たから今度、持って来る。」
 「有り難う。」
 「鯉の唐揚げ、そんなに美味しいかな?」と、呟く葵を無視して僕は、マジョラム茶を啜(すす)った。その後、話は桜井家初代当主が、封印したという魔物の事になった。
 「区立博物館の敷地内に魔物を封印したって、話は嘘だったみたい。」
 亜由美が、義弟英太郎に聞いた事を話してくれた。
 「魔物じゃなくて、金色の巨大な龍…。」
 僕は、金色の龍に会ってみたくなったのだった。
 
 
 
〜続く〜