希乃子の小説、読んで下さいm(__)m

駄文な小説を書いてます。

愛と勇気と時々希望を持って

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2005年9月16日(金)
 
 
  今日、どうやら直人の2次オーディションが行われたらしかった。大真面目に演技をした直人は、桜吹雪のメンバーに意外な才能だと言われた様だ。
  「葵が、余計な事言うから!!」
  直人が、僕に文句を言う。
  「褒められて、嬉しくないの?」
  「そりゃ、嬉しいけど。」
  直人の口調から、直人が、不機嫌なのを僕は感じ、「ハーブティー、飲む?」と、直人に聞いた。
  「うん、お湯もらって来るよ。」
  僕は、マグカップティーパックを2つずつ取り出すと直人に渡した。
  「美味しい。」
  「でしょ?!愛理さんにもらったんだ♪」
  「葵、有り難う。」
  「ご機嫌斜(なな)めみたいだったから。」
  直人が、「葵、凄いね。」と言ったので、「凄くないから。」と僕は、答えた。
  「分かりやすい態度だっただけって、事?!」
  「そ、直人がご機嫌斜めになるのって、大概何にも食べてなくて、お腹空いている時か甘い物が、不足している時かダイエットしている時だし。」
  「確かにそう、かも。今、全てに当てはまってるしね。」
  「ダメだよ、ご飯ちゃんと食べなくちゃ!!今日のお昼ご飯、吐き気が酷くて、ちゃんと食べてない僕が言っても、説得力とかないかもだけど。」
  僕の説得力のないお説教は、何処迄効果があるのかは、不明だけれど。
  「本当、説得力ない。吐き気止め、処方してもらったら?」
  「処方されているんだけど、一時的にしか効かなくて。」
  「じゃあ、今度来る時には健康ミックスジュースを持ってくる。」
  「前に日々(にちにち)テレビのまるっきりテレビで、やってた美味しくないヤツでしょ?」
  「あれとは、別。美味しいから、期待してて。」
  「期待って…。」
  僕は、苦笑した。
  追記:元が、ストイックな性格の直人は各週刊誌に病気では、ないかとあらぬ噂をたてられて、記事にされてしまったのだった。
 
 
 
〜続く〜