希乃子の小説、読んで下さいm(__)m

駄文な小説を書いてます。

愛と勇気と時々希望を持って

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2005年9月30日(金)[1]
 
 
 
敬老の日が、過ぎた。今年は、茨城県に住む母方の祖父母に何もしてあげられなかった事を僕は、悔やんでいた。お見舞いに来てくれた鈴花と、未來の前では笑顔を作っていたのだけれど…。
  「葵、ハッピーバースデー!!」
  突然、病室に入って来た2人組に僕の頭は大混乱となった。
  「え、あの…ちょ…待っ…。」
  鈴花と、未來も驚いていた。無理もない。現れた2人組は、俳優の村井夢笛(むてき)=村っちと元月刊CHERRY GIRLのカリスマモデル(通称チェリガ)で、女優の桜庭みかる=みかるんだったから。
  「びっくりしたぁ。村っちも、みかるんも来るなら、来るって言ってよ…!!」
  「言ったら、サプライズじゃなくなっちゃうじゃん。あおっちの誕生日を祝うっていう。」
  村っちが、当たり前な事の様に言う。
  「でも、今日誕生日じゃな…。」
  「私、明日から舞台だから今日しかないなって。ついでにエコレンジャーメンバーや、葵と共通の友達に片っ端から、電話して捕まったのが、村っちだけっていうね。」
  僕の言葉を遮って、みかるんが答える。
  「村っち、ヒマだったんだね。」
  「この後、直っちとゆいちんとで、きみがいるの取材。それ迄は、たまたまヒマだったの!!勘違いしないでよ。」
  「取材かぁ。ドラマ、始まるもんね♪」
  僕は、友達が頑張っているのを聞いて嬉しくなった。
  「あ、忘れる所だった。不格好だけど、ホールケーキ作ったの。良かったら、お2人さんも食べて。」
  戸惑っている鈴花と、未來にみかるんが言った。
  「桜庭さん、全然不格好じゃないです。私のケーキより遥かにマシです。」
  ケーキを見た未來の感想が、これ。みかるんのケーキは、いかにも手作りケーキという感じの生クリームたっぷりのデコレーションケーキだったがチョコレートが、突き刺さっていたりしなかった。
  「写メ、見る?」
  未來は、写メのケーキに赤面していた。
 
 
 
〜続く〜