「あ、これ予算降りないかも…。直人、みみっちいから。」 葵の言葉に僕は、黙ってはいられなかった。 「倹約家って、言って欲しいんだけど。」 「倹約家ねぇ…。ドケチなだけでしょ。」 「野菜も、卵も小麦粉も、何もかもが値上がりしてるから、出来る限りの…
為吉君が、帰って来ないまま流石の僕も、心配し始めた頃僕の通信装置が、鼓動した。 「今日、為吉君帰って来ないっぽい。」 「何で?!」 「今、岡山にいるみたいでさ。」 「岡山?!桃太郎で、有名なあの…。」 通信装置に応答した僕と、葵の反応は全く同じ…
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